
今日は、2023年度の3月24日。
2024年の春に向け、球根を植え、種からのお花として、ノースポール・スターチス、そしてパンジー・ビオラを育てていましたが、現在、ほぼ全て庭に植えました。
仕事で園芸をしているので、花苗を自分で種から育てることで、プロの園芸農家さんの花苗が如何に、丈夫で、華やかで、沢山の花をつかせるのか…実感しています。やはり、プロが育てた花苗は全然違う。
また、お花を楽しみたいだけであれば、もう既に花がついた状態で花を育てることの方が、いかに簡単かも分かりました。
私の方は、酷暑の夏で気温が下がって秋になるのが11月だったこと、私がパンジー・ビオラの生育が初めてだったせいで、すでにポットに定植しいい状態だった本葉の状況で、2か月ほど、「もうちょっと大きくならないと…。」と置いて置いてしまった事などが原因で、今もなんだか株が小さいです。
それでも、けなげに数個のお花をつけてくれているパンジーとビオラさん達。本当にすみませんでした。
…いや、様子がおかしいなと思い、周囲にも色々と聞いたし、ネットも調べました。でも、よく分からなかったのです。
もうちょっと温かくなれば、もう地植えしてあるので、多少大きくなるかもしれません…。
ノースポールの方は元々丈夫な品種なので頑張っていますが、スターチスは連日の雨で、緑だった葉っぱが、水分過多で赤色に変色しています。
自然相手って本当に大変です。
また、ビニルハウスはすごい発明です。ビニールで囲う事によって、雨の時にも作業出来、水が降ってくる心配がない。生育が雨に左右されません。また、ビニールなので中が温暖に保てるので、寒い時期には芽が出ない花や寒いと生育しない花を育てることが出来ます。
パンジー・ビオラも、寒さに強いと言う事で園芸店では1月ごろから出まわっていますが、それは、ビニールハウスの室内の特別な場所を、クーラーで冷やして、9月ごろに種をまいたものが発芽しているのです。パンジー・ビオラの種は低温で発芽するので、今年のように10月初めでも暑さが残る気候では、なかなか発芽しないのです。
春は咲きこぼれんばかりに、パンジーとビオラが咲いてくれるのをイメージしていたけど…なかなか難しそうです。
でも、2023年度はガーデニングを楽しんで色々と発見がありました。フラワーリースも憑りつかれたように作ってしまいました…。
左のリースは残っていたドライフラワーをこれでもかと使ったものです。年末に作って、少し色褪せています。
来年度もガンバロウ…と思っていたけど、春の花壇をできるだけ楽しんで、秋は手を抜こうか…と思ったりします。
チューリップやクロッカス、アネモネは、球根植物ですので、花は取ってしまい、そのまま植えていれば、来年も咲きます。つまり、そこの地面は眠っている球根さんの陣地…。そう思うと、「お庭」って一年・二年…5年くらいの周期で考える世界観なんだなーってよく分かりました。
数日で枯れてしまう切り花や生け花。色々な花のブーケ。好きな花を観賞する鉢植え。花苗の組み合わせを楽しむ寄せ植え。…水耕栽培やドライフラワー。等などがありますが、それなりの面積のお庭を作るのは、それとは比にならない、色々な知識や技術が必要な感じ。
なので、2023年度の感想は、
「CHIRON GARDEN作りは焦らない。」
ということです。
「自分のキャパを見極めて楽しもう。」
ということも学びました。