
1週間前くらいに作成した、押し花の作品です。お庭に花が咲いてから、何度か押し花を試しました。妹や妹の後輩さん、両親にもしおりにしてプレゼントしました。
その時は、自分の育てている花が咲いて、それを押し花にしてあげるだけで嬉しかったです。方法は昔ながらの方法で、習字の半紙に挟んで1か月くらい重しを載せておくだけでした。
ところが、師匠によると、「美しい押し花にするには、色々と技術がある」と。それで、今回の押し花の作品は、「押し花乾燥シート」というものを使っています。キットは送料含めて¥2012ですね。要するに、乾燥シートと乾燥シートの間に、お花を挟み、クッション性のあるシートでさらに上下を挟んで袋に入れる。それの上から、本などで重しをするというもの。
「何が違うんやろう…。」と思っていましたが、「明らかに押し花の出来が違う!!」とびっくり。半紙だと、ただ押しつぶしただけのような感じなのが、よりパリパリして水分がほぼなくなり、色も鮮やかに出ています。
また、クッション性のある専門のシートを挟むことで、お花への負担が軽減されているようです。
左のお花は、あまりにも咲き過ぎてジャングルのようになっているのを剪定した時に採取した、玄関前のホワイトガーデンのお花。
画面の上の方は、ペチュニアの変わった品種で「いちまつ」と言います。紫と白が市松模様のようです。
また、下の紫陽花の様な花はスーパーバーベナですが、このように藤色と白の縞になっている品種は珍しいもので、二つとも苗を職場の園芸で購入して春下旬ごろから植えだしたものです。
この押し花を使って、押し花のブーケの様な作品を作りたかったのですが、上手く作る方法が分からず、バーベナを紫陽花に見立てて、コンボルブロスの葉っぱを草むらにし、紫のペチュニアを綿毛の様に飛ばして、真ん中に、男の子の妖精を描く、自分好みの作品にしてしまいました。😅
一応、日本の男の子で木綿がすりの浴衣の様な着物を羽織ってマントをして飛んでいます。
「風の又三郎」ですね。
本当は最初、これをきっちりと黒の線で描いて、色鉛筆で色を塗ろうと思いました。全体的に寂しいかな?と。地の部分は有馬温泉に一人で行って遊んでいた時に、ふと目にした「有馬和紙―秋色―」を使っています。「何かに使えないか。」と2年ぐらい取っておいたものです。今、しおり作りなどに重宝しているのですが、全体的に寂しいために、桃色やオレンジで、ちぎり絵風にし、背景に色を足すことも考えて、和紙を千切るところまではやったのです。
でも時間を置いてみてみると、この青いインキで描いた又三郎くんも、いいかなと。
ちなみにこの又三郎は、先月の誕生日に両親に貰った万年筆で描きました。記念になるしいいかな。なんとなく、素朴で知的な感じでいいかもしれない…と思い、こういう作品が出来ました。
フレームは、100均ではないです。ちょっといいものを買いました。
乾燥シートとフレーム、毎日水をやりお花を育てる事…決して安価で無いし、労力がかかっているけど、自分の作品を家に飾れるだけで心が満たされます。
何でもいいけど、本当に写真が下手ですね。反射しているし…綺麗な白のバーベナも全然撮れてないなー。練習あるのみ…。