
秋になり、様々な花が終わりを迎えます。お庭のガーデナーとしては、この豊穣の秋をめいいっぱい楽しみたいところです。
その楽しみの一つに、お花のドライフラワーがあります。
5月に種をプラグに播き、小さい芽が出た所でポットに植え替え、慎重に育てた、百日草(ジニア)と千日紅。種を播いたマリーゴールドは、色が鮮やかで、シリカゲル(乾燥剤)に浸け、ドライフラワーにする加工をした所、とても魅力的な花材になりました。
ジニアも千日紅も、結果的に30株~40株くらいできたので、とても沢山の花材を得ることが出来ました。真夏には仕事から帰ったら全部萎れていて、結果3分の2になったり…大変でしたが、今この時を迎え感無量です。
妹にあげるのは、左の写真の「千日紅のみのリース」。文字通り、100均で購入した蔓性の台に、一つ一つボンドで、千日紅を付けて行きました。ポイントは、少しだけある、白色の千日紅を効果的に配置すること。また、グラデーションが美しく感じられるようにすること。芯の丸い感じが可愛く出るように貼り付ける事…などでしょうかね。
すごく、可愛くないですか?(笑)
こんなに千日紅を豪華に使えることはなかなか無いですし、そもそも種だったと思うと感動です。
左の写真の下のリースは、両親にハロウィーンを感じてもらいたいと作りました。
花材は、マリーゴールドとジニア。紫の千日紅。
松ぼっくりと唐辛子、アメリカフウの実は師匠が庭にあるものをくれました。
パンプキンは100均でらしいものを購入。右の黒いリーフは師匠が「これもカッコよくない?」と言ってくれましたが、なんとなくコウモリ🦇みたいでいいかなと。
後、左の端にさりげなく、緑のコウモリがいます。これは100均で夜に光る素材のシールが売っていました。
このハロウィーンのリースの、最も自慢したい点は、何を隠そう、「丸の部分に、蜘蛛の巣があしらってあること!!」であります。
これも100均の黒い毛糸を使いました。蜘蛛の巣の感じを出すのが大変でした。真ん中の蜘蛛の巣の部分は、さりげなくちょっと緩んでいます。これは、わざと緩く結んで行って、アイロンで形を整えました。(自慢)
これも自慢ですが、妹にあげる千日紅のリースには、赤いリボンがしてあります。これ、「ベッチンリボン」と言って「ビロードのリボン」なんですが、わざわざYUZAWAYAのネットショップで購入しました。いやー。ビロード。何て可愛いのかしらね。美意識の高い妹も喜んでくれるといいのですが…。私は満足です。
両親の分には毛糸・ハロウィーンの感じを出すための小物にお金をかけたため、リボンも100均の紫のリボンです。
でもやっぱり、リボンがあるといいね。
あー。足腰が弱くなって、出来ることが出来なくなっても、テディベア作ったり、リース作ったりしている内に、日々が過ぎて行きそう…。
そう言う時も、花材を自分で作れたら楽しいですね。
来年は「秋にリースを作る。」と言う事を頭に入れて、春に「ドライフラワーに向いた花」を咲かせるように、スターチスという花を考えています。
楽しみですね。来年度も。
後2か月もしたら冬を迎えます。