Dryflower’s Wreaths

 昨日、訪問看護でOTの師匠が来て下さいました。
それで、千日紅のみのリースを見せたところ、「もっと、ギュッとリースの芯に近づけた方がいい。」と言う話や、「芯のワイヤーが見えてしまう所に、覆うように何かの花材をしたほうがいい。」などのアドバイスをくれました。また、元々の蔓を編んだ芯をもう少し太くして、リースワイヤーで細かく巻くとそこに、花材を挟んでいける…というやり方も教えてくれました。
 左のリースの緑の花は、「紫陽花」をドライフラワーにしたものです。現在、師匠が、自宅で作っているものを昨日、分けて頂きました。

 この一つの、リースを見ても、美しく咲いた紫陽花を手間暇をかけてドライにした師匠の努力と、種から3・4か月かけて千日紅を育てた自分の努力のコラボで出来たと思うと感無量です。
 師匠は、三宮から吉川に移住された方で、もう10年程お庭の事をされている様子です。また、作業療法士なので、寄せ植えから、押し花・リースなどなど、花を使った造形物のこともよく知っています。また、各種苗の育て方や花の特徴にも詳しいです。
 時々、私のキャパを越えた、大変な話をされるので、「今年はここまでにします。」と区切るのが一苦労ですが。

 これからの、秋から、冬野菜に挑戦する予定です。大根・カブ・ラディッシュ・ほうれん草・小松菜・ネギなどです。

 思い返すと、4年前くらいから、仕事で園芸に携わるようになり、今回の師匠との出会いがあり、実家を出てこの家に住むようになり、沢山の花を咲かせて師匠とCHIRON GARDENを作ってきました。本当に有難く、幸せな事です。

 「咲くべき花はいつか必ず咲く」

誰かが言っていました。「咲くべき花」で無かったなら、それも受け入れるのが人生というものかも知れないです。今回、「咲くべき」とつけたのは、私です。本当に残念だけど、沢山種を播いても、芽が出ないものがある。芽が出ても、途中で水不足などで枯れたりするものも。また、花が咲いても、台風で折れるものも。
 でも、その枯れていったものも、土に帰ってまた、次の世代の養分になります。

 だから、「花を咲かせることを夢見ながら、今出来る事をする。」それが大事だと思います。結果、花がつくまでに、命が潰えても、それもまた、「花」なのだと思います。