
7月も末になってきました。連日の猛暑で、ヘトヘトです。また、命に関わるような暑さとは言え、今月・来月・再来月のエアコン代金がいくらになるのか、戦々恐々と言った所ですね。
左は今日の切り花。昨日、水やりをしていた時に、種から苗を育て、現在は地植えしている百日草(ジニア)の一つが、倒れていて、それに割りばしで支柱をしてやろうと、作業をしていたら、手前のジニアをぽきっと折ってしまったのです。
それで、「あちゃ~。」と思って、切り取ってテーブルに飾ることにしました。緑の葉っぱは、今回のジニアの色が、マットな感じではっきりした色合いなので、そういう葉っぱと組み合わせました。ハッキリ緑が出ていて、丸い感じが合うかなーと思います。(同じ葉っぱでも、色が薄かったり、繊細な感じのものもあります。)
花を生けているのは、ドイツ製のワイングラスです。この間、近所のガーデニングの店で、これもまた、¥350くらいで売っていました。
緑の取っ手が可愛いし、グラスの真ん中の薔薇かと思いますが、薔薇の絵は、職人さんの手描きだそうです。
私は、花も好きなのですが、こういう雑貨も大好きです。
お金は大事だけど、「高いか安いか」「得か損か」ではなくて、「美しいか美しくないか」でものを選ぶことが大事だ…と、私の尊敬する、美輪明宏さんが著書で言われていました。
「美しいか美しくないか」「可愛いか可愛くないか」で物を見ると、意外に、お金がかからないものに「美しさ」が宿っている時が多いですね。
美輪明宏さんは、「色々な美しさの中で、人間の心の美しさ程尊いものはない。」とも著書で書かれています。
そうして、「戦争程、醜い心が生むものはない。戦争ほど醜いものはない。」と書かれています。私もその通りだと思います。
「戦車をみんな、ピンク色にしてしまえばいい。」と美輪さんは仰っているけど、それもそうですね。なんか、戦車がピンクだと、戦意が喪失しそうです。争いの心から、「ピンク色」は生まれないかもしれないです。
私もピンクは大好きな色です。
他にも、戦車が青色だと冷静になれそうだし、オレンジ色とかだったら、なんだかほっこりとして、争い何てどうでもいい…という気分になります。
今、英語の昔のヒットソングを読んで・聴いて・歌って、ちょっと英語に慣れるようにしています。それで、「ヒット曲で楽しく学ぶ英語」という本を購入したのですが、最初の歌に、レディ・ガガの「Bone This Way」が選ばれていました。私も、レディ・ガガの名前と、この大ヒット曲のフレーズは知っています。
それで、どういう曲か全編を、Music videoをYou tube で観ました。
感想は、「怖い。」…。
私はレディ・ガガさんがどういう人か知らないし、色々と社会活動をして偉い人なんだろうなとか、色々な生い立ちを抱えて大変だったのかなとかそういう印象はあります。
歌の歌詞も、「どんな背景を持った人も、あなたの道を行け。あなたはあなたとして生まれた。」と言うような事が、具体的に歌われていて、内容はあるんだと思う。
でも、沢山の半裸の男性・女性ダンサーを従えて、ほぼ下着姿で激しく踊る姿に、私的には、「美しさ」は感じませんでした。
また、Musicvideoの後半は、骸骨のメイクをして現れて、よく見れば、「私たちは、同じDNAを持っている」というメッセージに近い(「骸骨になれば、どこの国でも男性でも女性でも、同じ人間」)のかもしれないけど、正直、インパクトを与えるために、やっているように見えました。
ああいうのが、本当にいいんかな…。
正直、「アメリカ社会も病んでいるんかな。」と思ってしまいました。
なので、私は、ああいうグロテスクでショッキングな文化は苦手です。好きな人もいるし、ガガさんが素晴らしい!という人もいるので、それは好き好きですが…。
今回の英語の歌の本で知れて、歌って楽しいのは、エルビス・プレスリーの「Can't help falling in love」と、オードリー・ヘップバーンの「Moon river」古いですが、美しいと思いました。メロディも歌詞も素敵だなと思います。
戦時下の日本では、美しかったり、抒情的なものは排斥されて、軍歌が主になったりして、歌と当時の雰囲気・心の様子は、密着しているんだろうなと思います。音楽が心の様相を作ると言っても過言ではないと思います。
音楽だけでなく、目にするもの・着るもの・食べるもの・よく聞く言葉・使う言葉…全てが、文化・生活・世相を作るのでは?と思います。
「今日の切り花」から話が逸れましたが、一輪のお花を生ける余裕があることに感謝です。